© 2011 Daiki Matsuura _MG_7400-2

樹海を撮る

ギャラリーのアルバム「樹海」に「2011/02」をアップしました、ご覧ください。

残雪と日だまり、木漏れ日、朽ち木、倒木、溶岩帯、、複雑な要素が幾つも共存し、また写真として撮り収めるには切り取るのが難しい樹海。。

林道というのか誰がつけたとも分からない道筋を追って散策をしますが、獣の足跡も同じ道を通っているんです。時間帯をずらしながら鹿や猪、それ以外の小動物も獣道として同じみちを使っていると思うと、なにか嬉しくなりました。

私が人間として感じる今現在の樹海は、木々やその他の活性はまだとても低く感じます。それでも雪や氷に耐える樹木や苔を見ると、自然の循環や次の季節への備えをしっかりと進める生命観を確実に捉える事ができるのです。

芽吹くその時をじっと待っている今の「樹海」です。。

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