© 2011 Daiki Matsuura _MG_8284

心象

東日本にて大震災に遭われた方々には心からお見舞い申し上げます。
先日はこちら富士宮も震度6強の震源地となり、契約スタジオの損傷や停電による各事業への影響を目の当たりにし心が痛みます。

各報道を通して「写真」や「アルバム」をきっかけに人探しをしたり、救助隊が瓦礫の中から写真だけを路肩に仕分けるといった配慮の光景を目にし、改めて写真を撮る人間としてその価値と可能性を再認識した次第です。ときに写真とは思いも依らぬきっかけや力を発揮するモノなのです。

写真、音楽、絵画、詩、、各表現を行う人種は、救助隊や医師のように直接的な人命救助はできません。
ですが人の心に呼びかけ、共感から団結へ、多くの人間を一気に結びつける大きな力を持つ人達であると私は信じています。
心と身体が繋がっている以上、私の撮ってきた人々の画にもその力が少しかもしれないが備わっていると信じています。

もう3月末だというのに朝霧高原は雪です。。
気温も一向に低く氷点下を指す夜が続きます。。

婚礼行事も諸事情によりキャンセルの多発する中、本日は婚礼撮影がありました。
当初の集合写真は15〜35名とのお話が、現場にはご友人も多数駆けつけ総勢約65名という大集合写真でありました。お祝い事を泣く泣く自粛される方が多い中で、非常に規模の大きな祝福に満ちた新郎新婦は真に幸せであろうと思いました。

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